2017年5月21日日曜日

ホテルの客室清掃について

どうも、はじめましてホテルの清掃を行っている”責任者”です。
今日から、ホテル清掃という仕事について思ったことを述べていきたいと思います。
 まず、ホテル清掃の紹介をしていきます。客室、共用部分、ロビー、大浴場、コインランドリーコーナー、自販機コーナー、駐車場等様々な場所の掃除を行います。しかし、ほとんどの場合、客室清掃を行うスタッフが全てを行います。しかも、お客さんがチェックアウトしてから次のお客さんがチェックインするまでに完璧に仕上げて、商品として提供できる状態にします。つまり、自分の納得いくまで時間をかけて丁寧に掃除するといった業種ではなく、決められた時間までに規定以上の品質にして部屋という商品をホテルに提供する、いわば製造業に近いと思います。 ホテルによっても違いますが、ビジネスホテルのシングルルームだと1部屋あたり17分程度で4時間で14部屋は仕上げる計算で請け負っています。これが、この仕事の最大の難しさともいえます。よく、パートさんの面接で”体を動かすのが好きで、きれい好きなのでこの仕事に向いていると思い志望しました。”といった話を聞く。世間でもホテルの清掃というとこういうイメージをもってる人がほとんどだと思う。しかし、現実は4時間で14部屋仕上げるという驚異のスピード感をもって動かなくてはならない。4時間で8部屋仕上げるぐらいまでが普通に行ってこなせる仕事量で、これを超えると極端に忙しくて難しくなる。
 つまり、パートのおばちゃん達がいかにすごくて大変な仕事をこなしているかを、1人でも多くの人へ伝えて、これからこの仕事を考えている人へ参考になる話をかいていこうと思います。

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