2017年5月24日水曜日

客室清掃パートのコツと考え方2

今回は、実際の作業面から見てみよう。

作業時間のイメージをしっかりもとう!

ベテランは、どんな状況でも絶対に与えられた部屋数をこなす。
全ベテランに共通していえることは、時間を常に意識しながら仕事をしているということだ。大まかな、リミットを設けている。9:00~13:00が勤務時間だとすると、ドア開け、ゴミ回収、シーツはぎ&回収をおわらせて、
10:00までには洗い作業にとりかかる。
11:00までに洗いを終わらせて、シーツを搬入してベッドメイクをスタートさせる。
11:40までにベッドメイクを終わらせて掃除機作業に入る。
12:10までにセッティングと最終仕上げに入る。
12:50までには作業完了
こういった、おおまかな作業時間のイメージがもてているかどうかが、非常に大切だ。
こうすることで、作業が遅れ気味だと、無理やりでもその時間にあわせるように早めに作業を調整する。たとえば、プチハプニングで洗いに入るのが遅れた時は、洗いの作業を一部はしょってでも、目標時間にもっていくように努力する。この時大事なのは、作業には省略してもいい内容と絶対手を抜けない内容がある。ベテランはこれをしっかり把握しているのだ。ベテランは、仕事は早いが決して仕上がりがめちゃくちゃきれいなわけではないことをしっておいてほしい。この仕事を始めたばかりの人は、まずベテランがどこを手を抜いて、どこは絶対にしっかり仕上げてるのかを見て盗もう。では、またっ!

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